債務超過に陥った日医工への債権について、ほくほくフィナンシャルグループと富山銀行は、取り立て不能、または遅延の恐れがあると発表しました。

これは日医工が事業再生ADRの債権者会議で債権放棄などからなる金融支援を含む事業再生計画案を示したことに伴い、ほくほくフィナンシャルグループと富山銀行が発表したものです。

発表によりますと、ほくほくフィナンシャルグループは連結子会社である北陸銀行と北銀リース2社で、あわせて193億6400万円の債権が取り立て不能、または遅延のおそれがあるとしています。

また、富山銀行の債権総額は49億2700万円で両社とも債権については必要な引き当てをすでに実施済みであるとして、2023年3月期の通期の業績予想に変更はないとしています。