日医工の上場廃止とトップ辞任の意向に、地元自治体トップからも富山県内の経済への影響を危惧する声があがっています。

富山県 新田知事:
「資金繰りでご懸念がある企業、取引先で出てくるとしたらですね金融機関、あるいは信用保証協会と連携して影響が出ないよう県としても目配りしていきたいと思います。ADRのスキームは引き続き金融機関と協議が続くわけでありまして、こちらの方を引き続き、注視はしていきたいと考えています」

新田知事は、日医工のADRが成立せず法的整理に移行した場合、何かしらの対応が必要となる見解も示しました。

また退任を発表した田村社長については…。

富山県 新田知事:
「この日医工さんの急成長をけん引してこられた経営者だと思います。ただ、今回の事態をへてそのようなご決断をされたということ、これは田村さんご本人のご決断ですので、尊重したいと思います」