ことし4月に行われた富山市議会議員選挙に立候補した男性の親族が、有権者に飲食接待をしたとして公職選挙法違反の疑いで書類送検されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
公職選挙法違反の疑いで書類送検されたのは、60代男性で、ことし4月におこなわれた富山市議選に立候補した男性の親族です。

捜査関係者によりますと60代男性は、ことし2月富山市内の飲食店で民間企業の経営者や役員など知人7人を集め、候補者への投票や票のとりまとめなどを依頼したうえ、1人当たり数千円の食事と酒を提供し接待した疑いがもたれています。

富山中央警察署はこの60代男性のほか飲食接待を受けた7人も書類送検しています。一部を除き容疑を認めているということです。

男性候補は無所属新人で出馬し、500票を獲得しましたが落選しています。