政府は9日、7月まで毎月備蓄米の放出を続ける方針を決めました。一方で価格の安定は見通せないままで、米どころ富山県内のスーパーでも、消費者と店の両方から悲痛な叫びが聞こえています。
記者
「3月28日の時点で10キロ6580円だった富山米のコシヒカリ。きょうもこのように高止まりが続いています」
富山市婦中町にある『アル・プラザ富山』のコメの販売コーナー。商品棚には「1家族1袋まで」の表示もあります。
江藤農水相
「上昇したコメの価格を落ち着かせるため、この夏の端境期まで切れ目なく政府備蓄米が供給されるよう、夏まで毎月、政府備蓄米の売渡を実施する」
