特殊詐欺などの被害が深刻な状況にある中、富山県警と県内の金融機関は詐欺防止に向けた協定を結びました。

富山県警と協定を結んだのは、県内のあわせて10の金融機関で、締結式では、北陸銀行の中澤宏頭取が「詐欺の情報提供を警察に速やかに行い、安全安心の地域社会づくりを行う」と金融機関を代表しあいさつしました。

県内の特殊詐欺などの被害は年々増加傾向にあり、去年1年間では586件、被害額は22億円を超えています。

県警はこの協定により通報部署を明確にしたことで早い段階で捜査に着手できるとしていて今後も金融機関と連携し検挙に繋げたいとしています。