地域の書店ならではの楽しい “仕掛け” が人気です。1か月分用意した本が3日ではけてしまた驚きの “仕掛け” …。ヒントは、店のスタッフが厳選したオススメの1冊との “偶然の出会い” にあるようです。

嶋田記者
「こちらの書店にある、ちょっと変わったガチャガチャ。回してみると…番号札が出てきました」

富山市の文苑堂書店富山豊田店。書籍離れが進む中、店を活気づけようと、かつてない企画を始めました。

その名も「ガチャブック」。

文苑堂書店 富山豊田店 奥井 将 店長
「ガチャガチャって何が当たるか分からないじゃないですか。偶然、本との出会いを演出したい」

用意されているのは、書店スタッフが多くの人に読んでもらいたいと厳選した本。読書家はもちろん、普段は本を読まない人に向けた全60冊です。そして、1回1000円のガチャブック。

「59番が出ました」

番号札をレジまで持っていくと、ちょっとドキドキ…、本に交換してもらえる “仕掛け” です。