寒波いつまで
9日(日)~10日(月)にかけても冬型の気圧配置が続き、北陸地方の平地でも雪になる目安の寒気が居座るでしょう。現段階では明瞭なJPCZが北陸地方を指向する予想はなく、極端な大雪にはならないですが、平地でも断続的に雪が降りやすいでしょう。また、上空1500メートル付近でマイナス9度の線が北陸付近にかかる予想です。平地では水分の多い湿った雪となる可能性があります。このため、積もった雪が重くなり、倒木やビニールハウスなどの農業施設の倒壊のリスクが高まります。令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊にも注意が必要です。
11日(火・祝)になると、冬型が緩み、一時的に晴れ間も出る可能性がありますので、11日(火・祝)には一連の「立春寒波」はひと段落付きそうです。