北陸地方では、4日夕方から6日にかけて大雪による交通障害に警戒してください。5日から6日にかけて高波に警戒し、雪を伴った強風に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象概況]
気象庁によりますと4日は低気圧が急速に発達しながら日本海を北上する見込みです。その後、8日頃にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。北陸地方の上空約5000メートルには氷点下36℃以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込む見込みです。
このため、北陸地方では4日夕方から6日にかけて平地も含めて警報級の大雪となる所があり、その後、8日頃にかけて大雪となる所があるでしょう。
北陸地方では、5日から6日にかけて海上を中心に非常に強い風が吹き、警報級の高波となる所があるでしょう。予想より冬型の気圧配置が強まった場合は、暴風雪になるおそれがあります。
また、上空の寒気の影響を受けるため、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となっており、局地的に積乱雲が発達するでしょう。
