埼玉県八潮市で起きた下水道管が原因とみられる陥没事故で、富山県も県が管理する下水道管の緊急点検を行うことを決めました。
新田知事(29日の記者会見)
「日頃からもちろん、パトロールなどしているわけでありますけども、こういう事故が起きたわけですから、できるだけ頻度をあげるなど、あるいはほかにできることはないかと担当部門で検討していってもらいたい」


富山県は今回の事故を受けて下水管の緊急点検を行うことを決めました。
県によりますと県が管理する下水管は県西部を中心におよそ200キロにわたっていて、各市町村が管理する下水管は約7200キロに及ぶということです。
下水管の耐久年数は一般的に約50年とされていて、県が管理する下水管の中で最も古いものは埋設されてから42年経っているということです。
県はこれまでも定期的に道路をパトロールし路面にへこみやひび割れマンホールが沈んでいないかなどを目視で確認し必要に応じて地下を通る下水管の中をカメラで撮影し点検してきました。


県の担当者は今後について埼玉県で起きた崩落事故の詳細な調査結果を待ってこれまでの点検方法に加えて別のアプローチについても検討したいとしています。










