去年7月、富山県上市町の上市中学校のグラウンドで男性教諭が投げた砲丸が生徒の頭に当たり、頭の骨を折る大けがをした事故で、富山県警は24日、男性教諭を書類送検しました。

重過失傷害の疑いで書類送検されたのは上市中学校に勤務する、当時陸上競技部の顧問だった24歳の男性教諭です。

富山県警は個別の件について回答を差し控えるとし、教諭の認否については明らかにしていません。

上市中学校によりますと、去年7月、学校のグラウンドで男性教諭が投げた砲丸が1年生の生徒の頭に当たり、頭の骨を折る大けがをしました。けがをした生徒は回復して学校に通っているということです。

書類送検された教諭は陸上競技部の顧問を外れていて、学校は「厳粛に受け止め、再発防止に向けて今後も生徒の安全管理と教員への指導につとめたい」とコメントしています。