自民党の田畑裕明衆議院議員の不適切な党員登録問題を受けて、田畑議員が務めていた第一選挙区支部の支部長を県連が候補者を申請するまで「空席」とするよう党本部に申し入れ、了承されました。支部長が不在になるのは異例の事態で、田畑議員は次の衆院選で公認されない可能性もあります。

12日に開かれた自民党県連の常任総務会は冒頭以外非公開で行われ、党所属の県議が不適切な党員登録などが判明した田畑議員の処遇について話し合いました。

田畑議員を巡っては、11月29日の会見で党員の無断または架空登録が262人だったことを公表。党費は亡くなった親族と田畑議員の父親が負担していたと説明した一方、自身の関与は否定しました。