花園出場をかけた富山県予選に出場するチームをシリーズでお伝えしてます。2回目は部員が増え切磋琢磨しながら古豪復活を狙う富山工業です。

12年ぶり15回目の花園を目指す富山工業。ことしは部員が46人と県内で1、2を争う規模になりました。
しかし、高校に入ってからラグビーを始めた部員がほとんどで春の大会も夏の県高校総体もともに初戦で敗れました。

キャプテン・フッカー 砂森零選手:
「このチームのみんなで結果残したいですし、去年の高岡第一に悔しい思いをしたので、ことしは一回戦からあたるんで去年のリベンジもかねて、全力でやっていきたいと思います」

去年の秋の県予選、富山工業は初戦で高岡第一と対戦しましたがスクラムで押し負け、ボールを奪うことはできず5対60で完敗しました。
その後、スクラムで負けないようにウエイトトレーニングを重点的に行い肉体改造。フォワード陣の平均体重は85キロにまで増えました。
チームを引っ張るのは、フォワードリーダーでナンバー8の坂木路直選手。誰よりも力強く前にでてトライにつなげます。
フォワード・ナンバー8 坂木路直選手:
「自分のできることを最大限生かして、限界まで走って、チームを体で引っ張っていけるように頑張っていきたいと思ってます」

一方、バックスのリーダーでセンターの成伯璃士選手。小学校からのラグビー経験者であり豊富な経験を武器に正確なパス回しと力強い走りが持ち味です。

バックス・センター 成伯璃士選手:
「誰よりも体張って、ゲインしてピンチをチャンスに変えるような男になります」

1年前のリベンジにもえる富山工業フィフティーン。初戦突破を目指し気持ちが高まっています。

キャプテン・フッカー 砂森零選手:
「そう簡単には終われないんで、暴れまくって終わります」
