融資保証金名目の特殊詐欺で富山県入善町の30代女性が48万円をだまし取られました。
女性は9月7日、融資を受けるためSNSアプリで15万円の融資を受けたいと呼びかけたところ、翌日に馬島と名乗る人物から「200万円融資する。利息分として現金30万円を振り込んで欲しい」とメールがありました。
女性がATMから指定された口座に現金30万円を振り込んだところ、翌日、同じ馬島を名乗る男から電話があり「口座がロックされ振り込みの確認ができない。経費名目で18万円を振り込んで欲しい」と言われ18万円を振り込んだということです。
警察は「保証金や供託金が必要である」などとして融資前に現金を振り込ませるのは特殊詐欺の手口であり、正規の貸金業者は融資を前提に現金の振り込みを要求することはないとしています。
そのうえで融資より先に現金で振り込まないよう注意を呼びかけるとともに、不審な電話があった場合は1人で悩まず警察に相談してほしいとしています。