最高峰のクラスでは苦戦も…

今までの「ジュニアクラス」と比べエンジンの馬力が増し最高速度も15キロあがりました。

中学1年生 澤田龍征くん「アクセル踏んだ時の立ち上がりのスピードがぜんぜん違います。首がもう持ってかれる感じ…」

と言いながらも龍征くんは…。

中学1年生 澤田龍征くん「ぜんぜん怖くない。逆にもっとスピード出てもいいかなってくらいです」

一方、兄でメカニックの賢征くんは…

カートを整備する兄 賢征くん「弟と一緒のチームのマシーンを今、整備しています」

HIR0TEX代表 安田裕信さん「今回、びっくりなんですけど、うちが雇ってプロのメカニックとして働いてもらっているんですよ」

兄 賢征くん「プロではないですけど、プロらしいことをしていきたい。尊敬しあえる兄弟だと思っているので、僕も弟のこと尊敬しているし、龍征も僕のこと尊敬してる?」

弟 龍征くん「尊敬しているっていうよりは信頼している」

2人の可能性に惹かれた安田さん。

今回、2人をさらに成長させるため、あえて別々のチームに分けてひとり立ちさせることにしました。

龍征くんのテスト走行が始まりました。今までのカートよりもスピードが増したことで、ハンドル操作やアクセルワークなど高度な技術が求められます。

タイムは48秒877、32人中、順位は…。

弟 龍征くん「22位、遅い」

トップ選手との差は0.6秒。

弟 龍征くん「コンマ1で6位も下がる」

コンマ以下で順位が大きく変わる世界…。

ジュニアクラスで優勝してきた龍征くんですが最高峰の「OKクラス」では苦戦を強いられます。