「一番泣きたいのは被害者です…」法廷で号泣する被告に検察が指摘しました。盗撮行為に飽き足りず、住居に侵入し下着を盗んだとして、性的姿態撮影処罰法違反や窃盗などの罪に問われた元富山県職員の男の裁判。被告が法廷で泣き崩れたワケは…。
性的姿態等撮影処罰法違反や住居侵入、窃盗の罪などに問われているのは富山県観光振興室に勤務していた宇佐美貴史被告(55)です。

起訴状によりますと、宇佐美被告は2022年11月ごろから2023年1月ごろまでの間に、2回にわたって岐阜県高山市内の女性宅に無施錠の玄関から侵入し、女性の下着2点を盗んだとされています。また、2024年6月に富山市内の商業施設で女性のスカートの中をビデオカメラで撮影したとされています。