強い台風10号は、小笠原近海を1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。台風は更に発達しながら北上し、来週半ば28日水曜日ごろには四国~本州に上陸・縦断するおそれがあります。発達のほぼピークで本州に接近・上陸するため、最大瞬間風速60メートルと走行中のトラックが横転するレベルの暴風が吹き荒れ、大雨・高潮にも厳重な警戒が必要です。
気象庁によりますと強い台風10号は、24日正午には小笠原近海にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径55キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の東側330キロ以内と西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
