平年より “海面水温が高い” 状態続く…
次の図は、日本周辺のきのう20日午前11時の海面水温(右)と平年比(左)です
お盆のUターンの交通に大きな影響を及ぼした台風7号のルートにあたっていた関東の南海上では少し海水温が下がり、平年並みか平年よりやや低くなりました。しかし西日本の南海上や日本海、北日本周辺では平年に比べて海面水温の高い状態が続いています。
このため、仮に台風や熱帯低気圧が海面水温の高い領域を通ると、より発達し、大雨や暴風をもたらす可能性も高まります。

台風9号から変わった低気圧の影響や週明けに新たに発生する台風が本州に接近する可能性、さらには前線が停滞する影響で来週にかけて雨量が多くなる恐れもあります。