富山市の寺に侵入し金品を盗もうとしたとして、逮捕・勾留された富山県内の70代男性に、富山地裁が無罪判決を言い渡していたことがわかりました。弁護士によりますと検察側は控訴しない方針で、男性の無罪が確定します。
起訴状などによりますと、男性は2020年9月26日、富山市内の寺の住居部分に侵入し、カバンを物色するなどしましたが住人に気付かれ逃走したとして住居侵入と窃盗未遂の罪に問われていました。

男性の弁護士によりますと裁判で検察側は、防犯カメラに映った犯人の体形や服装が男性に似ていることなどを指摘。
一方、弁護側は、犯人が所持していたペンライトや手袋を男性が持っていなかったことなどを挙げ無罪を訴えていました。

7月8日、富山地裁の本多進裁判官は「被告人が本件事件の犯人であることを証明するに足りる証拠がない」などとして無罪判決を言い渡しました。
これに対し検察側は、控訴期限の7月22日までに控訴しなかったため無罪判決が確定しました。

弁護側によりますと、男性は当初から無罪を主張していましたが、およそ1年間勾留されたということです。
判決に対し富山地検は「判決内容を詳細かつ慎重に検討した結果、原審の判断を覆すのは困難であると認められたので、控訴はしないこととした」とコメントしています。











