川からあがると、辺りは一面焼け野原だった
富山大空襲の語り部 佐藤進さん:「周りにバババババっと無数の焼夷弾が落ちてきたんです。直撃はしませんでした。だけど本来なら私たちはここで焼け死んでいても仕方ないところだったんですよ」

自宅から避難した佐藤さんは、無数の焼夷弾を避けて兄と川に飛び込んだといいます。

富山大空襲の語り部 佐藤進さん:「なんとか家族全員避難することができました。だけどこの辺はもう火の海になっていた。熱風や煙やが容赦なく襲い掛かってきました」「空襲が終わって川からあがってみると、辺りは一面焼け野原でした」
