パニック状態の子どもを落ち着かせる…
堅田駿也さん:「あれ、ここからどうしようって思って。そこから考えてなくて…。あ、ヤバイって思って…。子どもの方を支えていたこっちの手も離してしまって。それで一回見失って…」

堅田さんは水中に潜り、手探りで子どもを探しました。どうにか子どもを見つけ、腕をつかんだあと流され…。

堅田駿也さん:「真ん中の方に流されていったんですけど、たまたまそこが川の岸よりも浅くて」

流れる川の中で足がつかない男の子を抱え、警察や消防の救助を待ちました。救助が来るまでおよそ5分。今にも沈みそうで、暴れてパニック状態だった男の子に堅田さんは声をかけ続けました。
堅田駿也さん:「とりあえず息をしろっていうのと、暴れてほしくなかったので、めっちゃきついから暴れるのは当然なんですけど、暴れてほしくなかったので暴れるなっていうのを2回目に伝えたら、子どもの方は理解してくれて、冷静になってくれて…」
