大きな地震や津波引き起こす「割れ残り」…

富山大学 竹内章名誉教授:「これはなんとアメリカの地質調査所の解析なんですけれども、これはもう非常にはっきりしていて、茶色っぽくなってる濃いところが(断層が)大きく滑ったわけですね。全体150キロぐらいあるんですけども、ここが震源の場所ですね。こっちがたくさん滑ったでしょう。矢印が長くて色も濃い。こっちはほとんど滑ってない。ということはこれは半割れでっていうか、余震はプチプチ起きてますけれどもこの範囲内で、でも大きなすべりがまだないってことなんですよ」

大きな滑りがない部分は「割れ残り」といわれ、大きな地震や津波を引き起こす可能性があるといいます。