伝統を守り続けることで復興支える…

『かっちゃ』に参加しないことを決めた町もあります。寳路町(ほろまち)は、祭りへの参加をめぐって賛否両論があったといいことしは山車の展示のみとなりました。

寳路町総代・大谷内貴志さん:「やっぱりうちらもかっちゃしたいという気持ちはいっぱいありますしね。まあそれがことしはできなかったんですけど、祭りには参加できてうれしいと思いますし、来年も一生懸命祭り頑張りたいと思います」

ことしは規模を縮小しての開催となりましたが、それぞれの祭りへの思いは変わることはありません。

湊町の曳き子:「最高です!もっとやっとりたいです。うちの山車が最強です!あーいやさーいやさー」

旧中町の曳き子:「何回乗っても楽しいもんです。地域を盛り上げていこうというのは、地震がある前からそんな気持ちでやっとるがで、そんなに変わらず」

旧本町の総代:「この祭りを盛大にやることが皆さんの活力になる、そういうふうに信じて私たちは祭りを守って続けていくことが、伏木のためになりますし、皆さんのためになると思っています」

祭りの活気で地元の人たちを元気づけたい―。伝統を守り続けることで復興を支えます。