能登半島地震の復旧に関する住民説明会に出席せず一部の住民から不満の声が挙がっている富山県高岡市の角田市長。15日の高岡市議会で「直接、被災された市民の声の聞く場を設ける考えはあるのか」との質問に対して、「被災者の声に耳を傾ける」と答えたものの、説明会などへの出席については明言しませんでした。

これは15日開かれた高岡市議会3月定例会で立憲民主・社民議員団の埜田悦子議員が質問したものです。

高岡市議会 埜田悦子議員:「いま、一番寄り添うべき市民は被災者と考えるが、市長として、直接被災された市民の声を聞く場を設ける考えはあるのか」

災害復旧における角田市長の姿勢を巡っては4回にわたって行われた住民説明会に一度も姿を見せず、一部の住民から「直接、声をとどけることができない」など不満の声が挙がっています。

背景には氷見市の林市長が積極的に住民説明会に出席していることがあります。

高岡市 角田市長:「私一人では全ての被災者の方々の声を聞いて回ることは難しいものの、市職員全員が目の前の市民、被災者の皆様に向きあい、お話を聞かせていただき、その声を共有し、私をはじめ1人1人がそれぞれの役割について、責任をもって復旧を進めていくことが一日も早い復興につながるものと考えています。今後もあらゆる機会を場として捉え、被災した方々や地域の声に耳を傾け、必要とされるニーズを把握し、可能な限り支援を行う」

角田市長はこのように述べたものの、自らが住民説明会に出席するかどうかは明言を避けました。