この春、就職を希望する高校生の内定率は、富山県が97.8パーセントで、去年暮れの時点で全国トップであることがわかりました。全国の91.1パーセントを6.7ポイント上回っていて、2位は三重県、3位の山口県と続きます。

文部科学省の去年12月末時点の調査で分かったものです。
調査対象の学校は、国立、公立、私立の全日制、定時制含めた高等学校です。
その結果、去年12月末の時点で富山県は前年同期と変わらず高校生の内定率97.8パーセントで、全国の91.1パーセントを6.7ポイント上回るトップとなっています。
富山県内のこの春の高校卒業予定者は8051人。このうち就職希望者は1516人で、内定者は1483人となっています。
2位は三重県の96.6パーセント、3位の山口県は96.3パーセントとなっています。

最も低いのは沖縄県の67.1パーセント、次に低いのは神奈川県の81.7パーセント、東京都の83.6パーセントと続きます。
富山県教育委員会は、引き続き、キャリア教育アドバイザーとハローワークの就職支援ナビゲーターが協働し、各学校を訪問して求人事業所を紹介するなど内定していない生徒への切れ目のない支援を行うとしています。











