特集は、井上さんに伝えてもらいます。

まずはこちらをご覧ください。これは福島県内で発生した水難事故の件数です。コロナ禍の2019年と2020年はいずれも19件発生。2021年は、外出する人も増えたこともあり29件と増えています。
今年は、海開きを行う海水浴場が去年よりも多くなりこれからの時期は、水にまつわる事故に注意が必要です。※海では離岸流に注意を!
万が一、溺れた時の対応を消防本部協力のもと私が体験してみました。ポイントは“浮いて待つ”です。

井上和樹アナウンサー
「現在、福島市消防本部と県警の隊員たちが合同で実践装備を付けて水難事故の救助訓練を行っています」

14日福島市では、福島市消防本部と県警の合同訓練が行われました。こちらは行方不明者を捜索する検索訓練です。ダイバー3人がチームを組み、水中で1本のひもを頼りに行方不明者の手がかりを探します。
福島市消防本部・水難救助隊 佐久間裕之隊長
「救助現場では警察・消防関係なく活動を共にする共通認識で活動ができるように全力で助けるという気持ちで訓練を行っている」

県内では去年8月、猪苗代湖で水上レジャー中の男性が行方不明になるなど、
去年1年間に29件の水難事故が発生し17人が命を落としています。その多くが7月から9月の夏の時期です。
これから本格化する水辺のレジャー。あなたがもし溺れたら・・・
命を守るためには重要なポイントがありました。