福島県警いわき中央警察署が、窃盗事件の捜査で実際には被害がなかったにもかかわらず、いわき市内の男性2人に対し、必要のない所持品の差し押さえを行っていたことが分かりました。
県警によりますと、12月1日、いわき市内に住む70代の男性から「自宅のリビング内に置いてあったバッグが盗まれた」といわき中央警察署に届け出がありました。その後、警察が捜査をしていましたが、男性から「別の場所にバッグがあった」と連絡がありました。
しかし、警察内での連絡の不備から捜査を継続し、1日に男性の家を業務で訪れていた、いわき市内の50代男性と20代男性に対し、必要のない携帯電話の差し押さえなどを行ったということです。
県警は10日、男性2人に対して謝罪し「適正な業務の推進を図り、再発防止に努める」とコメントしています。










