「放火されない」環境呼びかけ

いわき市で相次ぐ連続不審火の場所を、地図にまとめました。1月2日から20日までに7件発生し、JR湯本駅や常磐道のいわき湯本インターに近い場所で、約10キロ圏内にあります。湯ノ岳の火事は、13日、16日、20日の3回にわたって起こっています。JR湯本駅の近くでは2日と18日に休憩所のベンチを焼きました。

不審火は、いずれも深夜から未明、朝方に発生しています。

焼けたベンチ

いずれも火の気がないことから、警察は放火の可能性もあるとみて捜査しています。いわき市消防本部では、連続不審火を受けて「放火されない、放火させない、環境づくり」が重要だとして対策を呼びかけています。

例えば「物置や車庫は外部から簡単に侵入できないように施錠する」ことや、「ゴミは決められた日時・場所に出す」ことが重要です。普段から被害を最小限に食い止める取り組みを行うことが大切になります。