東京電力の小早川社長は、福島第一原発で年頭のあいさつを行い、燃料デブリの取り出しに向けて、「今年は福島への責任を果たす上で重要な一年になる」と、強調しました。
福島第一原発で行われた東京電力の仕事始め式には、社員などおよそ160人が参加しました。この中で、小早川智明社長は、今年3月までに着手する予定の燃料デブリの取り出しについて、次のように述べました。
東京電力・小早川智明社長「今年は福島への責任を果たす上でとても重要な年になります。当然ながら、地元や社会の信頼を失うことがないよう、安全面でより慎重な対応が求められます」
式のあと、燃料の取り出しが延期となる可能性について問われた小早川社長は、「現時点で難しいということはない」とした上で、「安全を最優先にして進めていく」考えを示しました。










