元陸上自衛官の五ノ井里奈さんに対し、わいせつな行為をした罪に問われている元同僚の被告3人の裁判で、福島地裁は12日、3人に懲役2年、執行猶予4年(求刑は懲役2年)の有罪判決を言い渡しました。
五ノ井さんは判決を受けて「日本社会にとってもいい判決。前例を作れた」と話しました。
Q.判決の受け止めは
五ノ井さん「最初のころからずっと訴えてきた事実が裁判所でも認められて、有罪判決が出たことは日本社会にとってもいい判決。もともと私は刑の重さというよりも、彼たちがしっかり事実を認めて反省してほしいとの思いでずっと闘ってきたので、笑いを取るためでは許されない。しっかり犯罪ということを示せたと思うので、自分たちが行った行動をしっかり向き合って反省してほしい」
Q.この判決の意義は
「こういう被害はなかなか声を出すことはできない。闘えない人もたくさんいるので、前例を作れたこと、悪いものは悪いと判断してもらえたので、どんどん声を上げておかしいものはおかしいとしっかりと言ってほしい。今後この判決によって笑いのためにというのは許されないと証明できましたし、色んな抑止力になればいいなと思います。私はずっと彼ら3人に対して刑の重さ、自分たちが行った行動をしっかり心から反省してほしいという思いで闘ってきたので、前例を作れたということで今後同じ被害者を出さないような判決だったと思うのでよかった」










