福島第一原発で除染作業をしていた男性作業員の顔に汚染が確認され、東京電力は、12日朝から作業員が内部被ばくをしていないか検査しています。
11日、福島第一原発2号機で除染作業をしていた20代の男性作業員が、作業後に放射線量を測ったところ、顔に汚染が確認され、鼻から通常のおよそ17倍の放射性物質が検出されました。
その後、作業員の鼻の中をふき取ると放射線量は基準を下回り、医師の診断でも問題はなかったということです。
東京電力は、一緒に作業をしていた作業員に汚染が確認されていないことから、全面マスクを脱ぐ時に放射性物質が付着した可能性があるとみて、12日午前9時からこの作業員が内部被ばくをしていないか検査を行っています。










