福島県会津若松市の鶴ヶ城で、年末恒例となる飯べらに焼き印を押す作業が始まりました。

会津若松市の鶴ヶ城公園では、8日から飯べらに焼き印を押す作業が始まりました。飯べらは「福をめしとる」縁起物とされていて、無病息災や家内安全の願いを込めて毎年作られています。

押されているのは、来年の干支である「辰」の文字で、会津若松観光ビューローの職員が一つ一つ丁寧に作っていました。

会津若松観光ビューロー・芥川航大さん「その年がより良いものになるように願いを込めて焼き印を押しています」

飯べらは、12月末までにおよそ6000枚が作られ、正月三が日に天守閣を訪れた人に、無料で配られます。