もうすぐクリスマス。菓子店では、ケーキの主役ともいえるイチゴが、今年は猛暑の影響で出荷量が去年の半分以下になっていて、クリスマスはイチゴが足りなくなるかもしれません。

菓子店ではやむなく値上げ

福島市の菓子店では、11月上旬からクリスマスケーキの予約を受け付けていて、今年は8種類の商品を用意しました。

小湊愛巳アナウンサー「クリスマスといえばおいしそうなケーキが欠かせないと思いますが、ケーキに必要な材料の値上げが続いています。」

頭を悩ませるのが、原材料の高騰です。バターや牛乳などは、去年の1.5倍ほど値上がりしているといいます。今年は、クリスマスケーキの主役ともいえるイチゴにも異変が。

清泉堂・齋藤隆一社長「今は形が不ぞろいなものが多く、形のいいものがなかなか出回っていないという現状ですね。」

さらに、Lサイズの価格は1パックあたり1000円と、去年の同じ時期と比べ200円ほど高くなっているそうです。こちらでは、今年のクリスマスケーキの価格を去年よりも4%ほど値上げすることを決めました。

清泉堂・齋藤隆一社長「きれいな形のイチゴを飾ってみせたほうがお客様も喜ぶと思うんですが、やっぱりないものを何とかするというのも我々の仕事かなと思っている。」

イチゴの生産が盛んな鏡石町の農家を訪れてみると…。