「パソコンが感染している」という嘘の情報を信じた男性が、電子マネーのコード番号を入力して42万円相当をだまし取られる詐欺被害にあいました。

詐欺の被害にあったのは、福島県石川町に住む60代の男性です。

警察によりますと、男性がパソコンを操作していたところ、画面上に「このパソコンが感染しています。感染を直すには下記の電話番号に連絡してください」と表示されたため、その電話番号に電話をかけました。

すると、女性の声で「6万円分の電子マネーを購入し、その番号を入力してください」と言われたため、コンビニで電子マネーを購入し、コード番号を入力したということです。その後も、「入力した番号が間違っているため、さらに電子マネーを購入してください」などと言われ、同様に被害にあい、計42万円相当をだまし取られました。

警察では、
・電子マネーの購入や、その番号を教えるように要求された場合は詐欺のため、絶対に教えないこと
・パソコンがウイルスに感染したという表示から始まる金銭の要求は、詐欺の恐れが高いことから、電話をすぐに切り、家族や警察に相談すること
などを呼びかけています。