福島県会津若松市では、今年も皇室に献上する「会津みしらず柿」の箱詰め作業が行われました。

色鮮やかで、ツヤのある会津みしらず柿。今年も皇室に献上されることになり、会津若松市で箱詰め作業が行われました。

1928年に、最後の会津藩主・松平容保公の孫の勢津子様が秩父宮様と結婚されたのを祝って献上したのが始まりで、毎年皇室に献上されています。

今年の会津みしらず柿は、猛暑の影響を受けたものの、色つやの良い大きな実がみのり、例年通りの甘さになったということです。

地区の集会所で県の職員が270個のみしらず柿をひとつひとつ丁寧にさらしで磨きツヤを出したあと、和紙で包み、箱に詰めていました。

北御山生柿生産出荷組合・鹿目雄一組合長「非常に甘くて食べた瞬間にパリっというよりもトロっとした味覚が特徴的ですので、これが会津の秋の味だと思って味わっていただければなと思います」

福島の秋の味覚、会津みしらず柿は、22日に皇室に届けられるということです。