福島県三春町で、高校生たちが高齢者の健康体づくりのため、オリジナルの体操を考え、15日にお披露目されました。ポイントは「誰にでもできる簡単な動き」です。

生徒「いらっしゃいませー!」

三春町の体育館に集まった高校生と高齢者たち。およそ100人の参加者を前に、説明しているのは、田村高校体育科の生徒たちです。

高齢者の健康増進につなげようと考案された、名づけて「田高(でんこう)体操」。簡単な動きで健康な体づくりができるのが、この体操のポイントです。

高校生「両腕をのばし、野球のバッティングの動きをします」

また、野球やウエイトリフティングなど、なじみやすいスポーツの動きも取り入れ、座ったままできるバージョンもあります。

町民の男性「普段やっている動きですもんね。ですから、だれでも無理がないですね」
町民の女性「すごいやりやすかったです。覚えやすいし」
町民の女性「若い人たちのエネルギーをいっぱいいただきました。ありがとうございました」

田村高校体育科3年・橋本流斗さん「きょう色々な人たちに楽しんでもらえて、自分たちもうれしいなと感じました。(田高体操で)もっと健康で明るく生活できるようになってほしいなと思います」

高校生たちは今後もこうした交流会を開いて、健康な体づくりを後押ししていく予定です。