14日の福島県内は、冬型の気圧配置の影響で、ところによっては雨や雪が降りぐずついた空模様となりました。また、14日朝の最低気温は福島市鷲倉でマイナス2℃など、一部で氷点下となりました。

こうした中、会津若松市にある会津藩主・松平家の庭園「御薬園」では、本格的な冬に備えて木々の枝が雪の重みで折れないよう縄で吊る雪吊りの作業が始まりました。

7人の職員が樹齢500年を超えるハイビャクシンの古木や五葉松に、次々と縄を結んでいきます。傘の骨組みのような雪吊りが出来上がると、庭園は冬の装いに変わり、会津に雪の季節の訪れを告げていました。

東京から観光で訪れた女性「(雪吊りを)見る機会ってないんですよ。見る時期もあるだろうし(見られて)すごく良かった」

「雪吊り」の作業は今月末まで続き、冬支度を整えることにしています。