12日に投開票が行われた、福島県議会議員選挙。選挙戦となった10の選挙区で、41人の当選が決まりました。自民党は、改選前から2議席減らし、単独過半数を割りました。
任期満了に伴う県議会議員選挙は、58の議席に対して過去最少となる71人が立候補し、12日、10の選挙区で投開票が行われました。
このうち、新人同士の一騎打ちとなった石川郡選挙区では、引退する県議の後継となった無所属の山田真太郎さんが、元自民党県連の職員を破り、初当選しました。
当選した山田真太郎さん「石川地方で結婚しても良いなと思ってもらえる街づくり、元気な高齢者が増えるような街づくりをしていきたい」
無投票当選を含め、自民党は、改選前から2議席減らし、29議席と単独過半数を割りました。
一夜明けた13日、自民党県連の西山幹事長は、いわき市で当選9回のベテラン議員が落選したことにもふれ、「厳しい結果だった」と総括しました。
西山尚利幹事長「いわきは一番の重鎮を失うという非常に残念な結果に終わりました。若い人に向かったのかなという感じがする」
県選挙管理委員会によりますと、今回の投票率は40.73%で、前回を0.95ポイント下回り、過去最低となりました。当選者には14日に当選証書が手渡され、任期は20日から4年間です。










