朝晩の冷え込みも厳しくなり、これからの時期、気を付けたいのが火災です。9日から秋の火災予防運動が始まり、消防では、使い始めの暖房機具の取り扱いに注意を呼びかけています。

9日から始まった秋の火災予防運動に合わせ、福島県郡山市の商業施設で消防訓練が行われました。

1階のフードコートから出火した想定で行われ、店員は、店内の人を外に誘導する手順を確認。駆け付けた消防隊員は、はしご車を使って店内に取り残されたけが人を救助しました。

参加者「万が一(火事が)起きた場合は、お客様を安全に避難できるような体制をきちんと作っておかなくてはならない」

県内では、今年に入り9月末までに582件の火災が発生していて、去年よりも160件増えています。

郡山消防署・郡司尚起予防係長「ちょっとしたところから火災は発生してしまうので、いつもしているから大丈夫と思わずに火の用心をよろしくお願いします」