福島県は発酵食品の製造が盛んで「発酵王国」とも最近言われています。郡山市では「こうじ」をいかしたお弁当が開発され、売り出されることになりました。そのお味は?
醤油こうじとヨーグルトで漬け込んだ豚肉。塩こうじで漬け込んだ焼きサバ。発酵食品の「こうじ」を最大限に利用した新しいお弁当が、27日、披露されました。

このお弁当はみそや甘酒の製造で知られる郡山市の「宝来屋本店」と弁当の製造販売を手がける「お弁当ランド」が共同で開発しました。こうじには肉質をやわらかくしたり、うまみを向上させたりする成分が含まれています。今回、こうじの力を最大限に押し出した11種類のお弁当が売り出されます。
安部遼アナウンサー「いただきます。お弁当に入っているとは思えないぐらいお肉が柔らかくてジューシーです。おいしい!ご飯が進んじゃいますね!」
お弁当ランド・鈴木厚志社長「地域を発信したいという思いで、こうじの良さを引き出して冷めてもより柔らかく、よりおいしいというものを地元に届けられたらなと思っています。」
今回披露されたお弁当は事前予約制で、28日からインターネットや電話などで注文を受け付けます。注文したい日の前日の正午までに申し込むようになっていて、料金によりますが配達も可能だということです。
