福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産は9日、アメリカの投資ファンドによる買収を受け入れると発表しました。いわき市では、驚きや戸惑いもある一方で、冷静な受け止めも聞かれました。

いわき湯本温泉では、震災の後、賑わいを取り戻そうと、「フラのまち」を掲げ、ハワイアンズとともに歩んできました。創業300年以上を誇る老舗旅館「古滝屋」には、9日も、ハワイアンズに訪れる家族が宿泊していました。
いわき市出身の常連客(9日)「買収されてしまうというのはびっくりと、寂しい思いはあるが、何がどう変わるのかまだ分からないので見守りたいと思います」
いわき市出身というこの女性は、小さい頃からハワイアンズが身近にあったといいます。
常連客「変わらない部分があるハワイアンズを求めて来ている身としては、あまり変わられてはしまうのはちょっと戸惑ってしまうので」