福島県田村市にユニークなカフェが、25日にオープンしました。コンセプトは「お米と発酵」。妊婦や小さな子どもでも楽しめる商品を提供しています。
およそ700℃の熱でじっくり焙煎しているのは、「コーヒー豆」ではなく、「玄米」です。香ばしく、ふわっと甘い香りが店内を優しく包みます。

田村市船引町に25日オープンした、カフェ「nda焙(んだばい)」。店のコンセプトは、「お米と発酵」です。郡山市でコメの製造・販売を行う会社が運営していて、玄米コーヒーや米粉麺などコメに付加価値を付けた商品開発に取り組んできました。
nda焙・橋本妙子代表「コメを作ったり、畑を作ったりしている中で、コメの重要さをもっとみんなに分かってもらい、福島県を世界に発信したいとオープンした。」
おすすめのランチセットは、郡山市産の米粉を使ったオリジナル麺のカレーつけ麺と、塩麹や醤油麹などの発酵ドレッシングがかかったサラダです。
安部遼アナウンサー「いただきます。ツルンと口の中に入ってきて、噛めば噛むほどモチモチで甘さが広がって太いのでタイカレーとよく合います。おいしいです。」
そして、気になる「玄米コーヒー」もいただきました。
安部アナ「初めてですね!コーヒーとお茶の中間くらいで、甘さを感じます。飲みやすいです。」
玄米コーヒーは、栄養豊富でノンカフェインなので、妊婦や小さな子どもでも安心して飲むことができます。ほかにも、甘酒とフレッシュフルーツを使った発酵スムージーなどもあります。
nda焙・橋本妙子代表「発酵というのが体にいいことをみなさんに分かってもらって、喜んでもらえるような態勢を作って繋げていきたいなと思っています。」
カフェ「nda焙」の営業時間は午前8時から午後4時までで、定休日は火曜日と水曜日となっています。「nda焙」では、今後、漬物教室やお味噌教室などを開催したいとしていて、1回目は11月中旬を予定しているということです。











