日に日に秋が深まり、福島県内各地で紅葉狩りが楽しめる時期になりました。裏磐梯の紅葉の名所ではいま、見頃のピークを迎えています。

燃えるような赤や、黄色に色づいた木々。日一日と秋が深まっています。

佐藤玲奈アナウンサー「こちらは中津川渓谷です。橋から下を見ると、グラデーションに色づいた紅葉が美しく、いまちょうど見頃となっています。」

毎年この時期、多くの観光客が訪れる、北塩原村の中津川渓谷。夏の猛暑の影響で、例年に比べて色づきはまばらですが、今年も見頃を迎えています。穏やかな天気となった24日は、訪れた人たちがその美しい景色をカメラに収めていました。

一方、こちらにもカメラを構える人たちが。水面に鮮やかに映し出されたまるで絵画のような景色。裏磐梯でカメラマンに人気のスポット、曲沢沼です。

東京から来た男性「黄色だけではなくオレンジもグリーンもあって、コントラストがすごくきれい」

2週間ほど前から急激に冷え込んだ影響で、今年も美しく染まりました。

東京から来た男性「カメラで写真撮ってコーヒーを飲みながらこの景色を堪能したい」

そして、裏磐梯の人気スポット「五色沼」。木々の色づきに差はあるものの、赤やオレンジなど鮮やかな紅葉が目立ちます。県の内外だけでなく、海外からの観光客も訪れ、にぎわっていました。

郡山から来た観光客「すごくきれいですね、赤色とか」
郡山から来た観光客「これからゴールドラインに行こうと思っている」

歩く旅を進めるプロジェクト「ジャパントレイル」のルートにも指定されている五色沼周辺。色とりどりの紅葉を楽しみながら、散策するのもおすすめです。裏磐梯観光協会によりますと、裏磐梯の紅葉の見頃は来週くらいまで続くということです。