福島第一原発の処理水について、東京電力は天候や海の状況に問題がなければ、5日に2回目となる海洋放出を始める予定です。
2回目となる処理水の海洋放出に向けて、東電は3日までに、海水で薄めたおよそ1トンの処理水を放出前の水槽に移すなど、準備を進めています。また、サンプルを採取して測定した結果、トリチウム濃度は基準の1リットルあたり1500ベクレルを下回っていることが確認されました。
天候などに問題がなければ、5日午前10時半から、2回目の放出を始めることにしています。
2回目の放出も、1回目と同じ程度のおよそ7800トンの処理水が海に放出される計画で、期間は17日間を見込んでいます。