白く濁ったコメ、胴割れ米も
JA会津よつばは、9月13日からコメの等級検査を開始。この日は、会津坂下町で収穫されたひとめぼれ約120袋を確認しました。
JA会津よつば・加藤孝明さん「高温障害ということで、例年より白未熟とか、そういったものが目立ったかなと」
検査の結果、高温などの影響で白く濁ったコメや、粒が割れる胴割れ米などが例年よりも若干多く混ざっていたということです。その一方で、心配されていた未熟な粒は少なかったため、全て1等米となりました。

JA会津よつば・原喜代志組合長「今年は厳しい暑さが続いたので、1頭米の基準内であったものの、若干そうした被害粒が発生しているという評価です」
「JA会津よつば」は、会津米の高い品質を保つよう、生産者へ稲の刈り取り時期に注意するよう呼びかけています。
県によりますと、適切に稲刈りを行った場所では例年通りの高い品質となった一方、雨などで稲刈りが遅れた平野部の一部では、高温の影響で、3等米となった場所もあるということです。稲刈りが始まったばかりなので県内全体に影響があったかまだ判断が難しく、県も今後注視するとしています。