中学生が測定しているのは、足の指を曲げた際の握力。
こちらの生徒は、重さ10キロのリュックを背負い、歩いています。

全て「足」に関するデータを調査しています。
福島市の平野中学校で行われた調査は、子どもの健康支援のために福島県立医大が行っているものです。正しい靴を選び、足をケアする「足育」は、成長の過程の子どもの姿勢を安定させ、運動機能を高めるなど、ここ数年、注目を集めています。
今回の調査では、実際に足を採寸したり、歩いた際の歩幅をはかったりなどして、子どもたちの足の特徴を調べます。

足を採寸した男子生徒「あまりやったことがなくて、どんなのか知ることができて面白かった。歩きやすい靴が分かったら良い」
県立医大では、今回の調査結果をもとに、今年11月に生徒たちに正しい靴の選び方などについて指導するということです。
県立医大 保健科学部・楠本泰士准教授「現状を把握すること、足りないところを運動や靴の指導で変えていくことが重要」