「おはようございます!」
「校長先生おはようございます!」

5日ぶりに、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。記録的な大雨で校舎が水に浸かる被害があった福島県いわき市山田町の菊田小学校が、13日から授業を再開しました。

菊田小学校は、近くを流れる山田川が氾濫し、校舎の1階を中心に水が流れ込み、12日まで休校を余儀なくされました。学校の職員や保護者などが片付けや消毒作業を行い、授業の再開にこぎつけました。

児童「雨大丈夫だったとか、友達と話した。みんなでボール遊びしたい」

菊田小学校・梅原広校長「子どもたちが朝登校しておはようございますという元気な声、教室で明るい笑顔に触れることができて大変うれしい」

授業が再開した一方で、校庭は泥の影響でまだ使えないため、土の入れ替えを検討しているということです。

また、被害が集中したいわき市内郷地区の宮小学校は休校が続いていて、ほかの学校の教室を間借りすることなどが検討されていて、19日の授業再開を目指しています。