大雨被害のあった福島県いわき市では、正式な仮置き場以外に置かれた災害ごみがおよそ130か所に上ることがわかり、市が撤去作業を行っています。

水津邦治アナウンサー「内郷駅前の広場には、災害ごみが山積みになっていて、マスク越しにもひどい臭いです」

いわき市によりますと、市の正式な仮置き場は11日に設置されましたが、それまでは一時的に、公園や広場などに災害ごみを置くことを容認していました。ごみは9日以降に運び込まれ、正式な仮置き場以外に置かれた大量のごみは、12日現在128か所にあり、生活ごみも含まれています。

13日は、市の要請を受けた業者がごみを分別しながら正式な仮置き場へと移す作業を行っていました。

いわき市では、「事情があり、正式な仮置き場に持ち込めない人はごみの回収車を手配するので相談してほしい」としています。

いわき市の仮置き場は、以下の通りです。

【仮置き場】
・勿来市民運動場 いわき市山田町沖42
・常磐市民運動場 常磐湯本町日渡92―1
・内郷市民運動場 内郷宮町代164―1

【臨時仮置き場】※近隣住民のみ利用可能
・旧常磐塵芥収集基地 常磐湯本町天神64―1

【受付時間】
午前9時から午後4時まで ※土日祝も含む ※終了日は未定

【受け入れ「停止」中の臨時仮置き場】
・馬場児童遊園 内郷綴町川原田59
・内郷内町公園 内郷内町前田139
※12日現在、受け入れ再開の見通しは立っていません。