福島市で、80代の女性が現金300万円をだまし取られる被害にあいました。

被害にあったのは、福島市に住む80代の女性です。警察によりますと、10日午後1時ごろ、女性の自宅に生活安全課を名乗る女から電話があり「あなたの口座からお金が下ろされています。キャッシュカードを裁判所に届けなくてはならないので、これから警察官が取りに行きます。」などと、うそを言いました。

その後、女性の自宅に警察官を名乗る男が訪れ、女性がキャッシュカードを渡したところ、男ははさみでキャッシュカードに数センチの切り込みを入れて、カードが使用できなくなったように装ったうえで、カード1枚をだまし取りました。

その後、女性の口座からは計300万円が引き出されていたということです。

警察では、警察官や金融機関職員などを名乗る人物からキャッシュカードを要求されたり、暗証番号を尋ねられたりした場合は詐欺を疑い、警察に通報するよう注意を呼びかけています。