福島県の猪苗代湖では、地元の小学生たちが、水質悪化の原因となる水草「ヒシ」を取り除く作業を行いました。

猪苗代湖で行われたヒシの回収には、猪苗代町の翁島小学校の児童や保護者など、およそ60人が参加しました。

猪苗代湖に増え続ける水草のヒシは、枯れるとヘドロ化し、湖の水質悪化の原因のひとつになっています。参加した児童たちは、以前は水質日本一だった猪苗代湖を、少しでもきれいにしようと作業に汗を流していました。

参加した児童「ヒシは猪苗代湖を汚しているから、回収をもっと行い、ヒシを無くしていってもらいたい」

12日は、およそ3トンのヒシが回収され、このヒシは今後、畑の肥料などとして使われるということです。