「まだ休んでいたい…」子どもが発するSOS
夏休み明けから学校に通えなくなったという生徒に話を聞くことができました。
中学3年生の翠(みどり)さん(仮名)。低学年の頃いじめにあった影響で自宅にこもりがちになり、小学5年生の夏休み明けからフリースクールに通っています。
Q.夏休み明けはどんな気持ちでしたか?
翠さん(仮名)「(夏休み明けは)やっぱり憂鬱だなっていうのもありますし、学校とかだと行きたくないなとかまだ休んでたいなっていう気持ち」

現在、元気にフリースクールへ通っている翠さんですが、当時は自分を傷つけることを何度も考えたといいます。
翠さん(仮名)「本当に自分がいやになって何回もリストカットしようと思ったり、あとベランダに立って自殺とかもちょっと考えてたときもありました」
子どもたちが発信するSOS。それに気づくには、周りの大人たちが些細な変化を見逃さないことが大切だと指摘します。
福島県立ふくしま医療センターこころの杜・井上祐紀副院長「疲れているのに眠れないとか、逆に寝ても疲れがとれないとか、今までとは何か違う変化をきたしている時には、何か変わったことが起きていないかということを少し気にしてあげる」













